tomcat のバックアップ差分(No.1)


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* tomcat [#ec733135]

** mod_jk2のコンパイル&インストール [#r0be7e5c]

ダウンロードしたファイルを解凍し、コンパイルディレクトリへ移動します。
 tar zxvf jakarta-tomcat-connectors-jk2-2.0.2-src.tar.gz
 cd jakarta-tomcat-connectors-jk2-2.0.2-src/jk/native2/

次にコンパイルします。configure するときの注意点として、Apache2 の apxs のパスと Tomcat のパスを渡す必要があります。
 ./configure --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs --with-tomcat41=/usr/local/tomcat
※tomcat5の場合、指定する必要なし。
 make

コンパイルが成功すると、jk/build/jk2/apache2/mod_jk2.so に Apache 用のモジュールが生成されますので、Apache の modules ディレクトリにコピーします。
 cp ../build/jk2/apache2/mod_jk2.so /usr/local/apache2/modules/

次に mod_jk2 の設定ファイルを Apache の conf ディレクトリにコピーします。
 cp ../conf/workers2.properties /usr/local/apache2/conf/ 

 cd jakarta-tomcat-connectors-jk2-2.0.2-src/jk/native2
 $ ./configure --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs


** tomcatのログファイル、catalina.out を再起動なしでローテーションする [#kcd5d8b4]

tomcatの出力するログはserver.xmlの設定によって、tomcatを再起動しなくてもローテーションすることが出来ます。~
しかし、catalina.outだけは標準出力と標準エラー出力をリダイレクトしたものなので、~
tomcatを再起動しなくてはローテーションが出来ません。~
~
しかし、rotatelogs を使えば対応できます。~
rotatelogs はapacheのオマケに付いてくるログローテーション用のプログラムで、~
Apacheの再起動無しログローテーションを実現できるものです。~
そしてrotatelogsは、Apacheのログに限らず様々なログ出力に使用可能なのです。~
~
tomcatの場合は次のように設定します。~
~
インストールディレクトリ以下にある bin/catalina.sh を編集します。~
最初に以下のようになっている場所を削除しましょう。~

 touch "$CATALINA_BASE"/logs/catalina.out

この部分は不要になるので削除してください。そして次に編集するのが以下のポイントです。

 >> "$CATALINA_BASE"/logs/catalina.out 2>&1 &

2カ所あるので注意ししてください。この部分二箇所を以下のように書き換えます

 | /usr/local/apache2/bin/rotatelogs "$CATALINA_BASE"/logs/catalina.out.%Y-%m-%d.txt 604800 &

末尾の数字は604800毎にローテーションするという意味です。以上で設定完了です。~
あとはtomcatを起動すれば、catalina.out.2005-04-01の様な名前のログファイルができます。~